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療法士

転職に失敗しないために知っておくべきルール

転職が当たり前の時代となっています。

私自身20代のうちに3回転職を経験しました。

むやみな転職は自分の首を絞めます。

マイナビの調査によると、20代での転職は3回まで。

それ以上の転職は転職先から嫌がれるとのデータも出ています。

失敗せずに転職するための方法について考えを深めていきましょう。

転職は避けては通れない時代に

あなたの職場では、転職は身近でしょうか?

転職が身近かどうかは、周りに中途採用のスタッフが多いか、先輩スタッフの離職率はどうなっているかで判断することができます。

自分の先輩スタッフが、退職せずにほとんど残っているような職場では、転職を考える切っ掛けも少ないと思います。

意識しなくとも、自分の先輩達と同じように同じ職場で年功序列で進んでいくことかと思います。

ある意味、転職を考える切っ掛けも少ないので、幸せな環境にあるとも言えると思われます。

転職するスタッフは多いけど、中途採用は少ないという環境もあるかと思います。

大きなリハビリテーション病院ではそのような環境は多いです。

単価の安い、新卒スタッフで固めて、生え抜きのスタッフで育てていくというような形で回っているのでしょう。

こちらは、転職を意識することは多いですが、職場では転職を経験している人は極端に少なく、踏ん切りがつきにくい環境です。

いずれは退職するだろうと思いながらも、退職後にどのような形で働いているのかイメージがつきにくく、行動が起こしにくいのです。

同じ病院で勤め上げる人のほうが現代では少数派だと思われます。

病院ということで、他の一般企業ん比べると倒産のリスクは少ないですが、家庭を持ったときに収入面の問題から転職に踏み切るリハスタッフは増えてきています。

病院の財政問題や、リハスタッフの待遇が改善する見込みは低いので、考えられる選択肢は、転職か副業となります。

副業でアルバイトをしたり、事業を作り上げたりするよりも、転職をすることで手っ取り早く収入面の増加は見込めるので、今後もリハスタッフの転職は伸びていきそうですね。

しかし、身の回りに転職を経験した先輩スタッフがいないと、実際にどのように転職に望めばよいのかわからなくなってしまいます。

今回は、転職を失敗させないため、しっておきたい転職のルールについて解説していきたいと思います。

情報を集める前にやるべきこと

一本道

転職に望む際に、いきなり病院や企業の情報収集をする人は多いと思います。

「理学療法士 〇〇市」だとか「理学療法士 〇〇駅」のようなキーワードで検索すれば簡単に求人情報が出てきます。

これをみるのが趣味というようなセラピストもいますが、最初に転職を考える際には、まずは自分についての情報収集が先決です。

自分のことを知らずに情報収集しても、本当に必要な情報が何なのかわからなくなってしまいます。

結果、いつまでも情報収集に明け暮れることになってしまいます。

そのような失敗を防ぐためにもまずは、自己分析に取り組みましょう。

一般企業に就職する場合は、熱心に取り組んでいるかと思いますが、セラピストは真剣に取り組んでいない場合もあります。

また、過去に取り組んだことがあったとしても、現在では状況が変わっていると思うので、再度取り組んでみるといいと思います。

自己分析で何をするのかというと、自分が何を重要視しているのかを見つめ直すことです。

学生のうちは、勉強できる環境とか、成長できる環境というように漠然としたものだったのではないでしょうか?

そして、今でも同じことを考えていますか?

多くの人は、自身の成長や環境の変化もあり、自分の重視しているポイントが大きく変わっている場合もあると思います。

もしくは、更に具体的な環境を求めているケースも有るかと思います。

自分の重視しているポイントを上げていきましょう。

よくあるものをあげていきます。

  • 収入
  • 勤務時間
  • 通勤時間
  • 有給のとりやすさ
  • 育児のしやすさ
  • ママさんスタッフの多さ
  • スッタフの年齢
  • 専門知識の勉強のしやすさ
  • グループの大きさ

自分の重視するポイントを上げたら、その中から最も重視するポイントを2つに絞ります。

これが最も重要なことです。

たくさん上げることは頭を使わなくてもできますが、2つに絞るのは頭を使います。

どうしても絞るのが難しいのであれば、3つまででもいいですが、あまり増やすと後々大変になりますので、できれば2つがおすすめです。

転職の軸を2つほどに絞っておければ、比較が非常にしやすいです。

今の環境でできることも考える

今の段階で、自分が何を重視しているのがわかったら、今の環境でできることも考えましょう。

例えば、収入を上げたいと考えている場合、今の環境でもできることはないかを考えましょう。

上司に相談することも一つの手です。

職場に一定期間以上勤めている場合、慣れてしまって気が付きにくいですが、職場にはいろいろな資産がたまっています。

職場の人間関係もそうです。

自分と他のスタッフの関係性を築き上げるには、一定以上の時間が必要になります。

人的資産や信頼資産、そして、現在の仕事にも習熟しており、仕事のスキルも蓄積できています。

勉強のしやすさを重視している人は、今の環境で勉強会を始めていみるのもいいかもしれません。

他職種との人間関係を生かして、できることも済ませておくことです。

転職してから同じことをやろうとしても時間がかかりますが、今の環境で試せることは色々試しておきたいところです。

転職情報を集めるには

軸がはっきりした段階で、初めて情報収集をしましょう。

情報収集は、自分の重視するポイントをとにかく調べます。

自分で企業のホームページを見てみたり、求人票を取り寄せてみたりしましょう。

一番いいのは、中で働いている人の話を聞くことができることが最も確実です。

転職を考えるときは、周りのリハスッタフのコネを使わせてもらうことをおすすめします。

あとは、実際に見学させてもらって、現場の社員と話ができる環境をセッティングしてもらうこともおすすめです。

忙しいのにそんなことをお願いするのは申し訳ないと言う人もいるかも知れませんが、転職は慎重に行うべきです。

転職先のスタッフとしても、事前に職場のことを知ってもらうことは、ミスマッチに寄る早期退職のリスクも減らすことができるので、お互いメリットが多いです。

遠慮せずにお願いしてみましょう。

それが大変な場合は、転職エージェントにお願いしてみるのも一つの手です。

有名なのは、マイナビやPTをPTOT人材バンクあたりです。

登録すると、担当の人が色々調べてくれます。

自分で動く時間が少ない人にはいいかもしれません。

転職エージェントについての是非は、このサイトの趣旨と異なるので別の記事を参考にしてみて下さい。

比較検討する

情報収集が進んできたら、比較・検討をしていきましょう。

比較の際はマトリックスを使って比較するのがおすすめです。

優先順位が1番高い項目を縦軸に、2番めのものを横軸にして配置していきます。

今回は、例として給料と通勤距離で考えていきましょう。

比較のマトリクス

非常に単純です。

次にそれぞれの優先事項のカットオフラインを決定します。

例えば、年収は最低400万円。通勤距離は30分以内という数値を設定できれば、この基準値を目安に4分割できるはずです。

比較マトリクス②

自分の中で優先事項が決まっているので、①に該当する職場が第一候補です。

数字の順番に、自分にとってはいい職場となります。

最初に、重視するポイントを絞っていますので、何を調べるのかもはっきりしています。

やはり最初に、自分が何を優先して職場を変えるのかを決めることが最も重要です。

まとめ

転職は避けられない時代となっている。

転職する前に、自分が何を職場に求めているのかを明らかにする。

今の環境でそれを実現できないか、もしくは転職前にできること、済ませておくことはないかを考え、実行する。

自分の軸に沿って情報収集する。

転職の面接や履歴書の書き方などの具体的なテクニックについては別のサイトを参照ください。(転職エージェントを使うと教えてくれます。)

引用文献・書籍

北野唯我:転職の思考法

三好貴之:医療・介護の新しいキャリアデザイン